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マリナーズ開幕の誤算と対処

MLBも開幕し、シアトル・マリナーズも対TEX3連戦を
地元で戦い、移動日を挟んで対BAL4連戦を戦っています。

イチローの衝撃デビュー以来、長く辛いシーズンを
絶えながら応援しているファンとしては、今季は
念願の先発ローテの5人がびしっと決まっての開幕。
そのクオリティーもリーグ屈指で、否が応でも、
プレーオフの期待がかかったシーズンです。

しかし、TEX2戦目にクローザーのプッツが打たれ、
まさかの逆転負け。おまけに、そのプッツ投手が早くも
15日DL入りという最悪の出だしとなってしまいました。
先発を強化した見返りにシェリルを放出したため、
中継陣は、08年版マリナーズ最大の懸念でしたが、
このうえ、今やリーグ屈指のクローザーとなった
J.J.プッツの離脱の影響は、機能的にも精神的にも
かなり大きいです。

今は、先発投手がマウンドを降りた後、投手陣の
中核が誰もいない状況。なんとかTEX3戦目は、
新加入のシルバが気を吐き、勝利できたものの、
敵地でのBAL戦はここまで3連敗。とくに今日3戦目の
先発予定だったベダードが、腰の違和感とかで回避され、
急遽先発したヘルナンデスが、8回0封と完璧な投球
を魅せたものの、最終回のオフラハティ、ロウの
不甲斐ない投球で、なんとサヨナラ負け。
開幕前のインタビューで、3連敗だけしないように、
気をつければ優勝できると言っていた城島でしたが、
早くもやってしまいました。

というわけで、早くも緊急事態。
今なら、まだ立て直せますが、中継ぎ問題をこのまま
無策のままにしていたら、手遅れになりかねません。
そこで、問題を整理して、一ファンとして提言させて
もらおうと思います。私も長く辛いシーズンを耐えてきた
ファンなのですから、こと私のブログでは、もう遠慮
しないで、批評したいと思います。

提言1)一刻も早く、バティースタをクローザーに!
マクラーレン監督は、プッツが戻るまで、クローザーを
日替わりで乗り切るそうですが、これこそ無策。

昨年16勝と稼ぎ頭だったバティースタは、プッツの
ように球威で押せるわけでもなく、K-Rodのように
決め球のキレで勝負できるわけでもない。

普通なら、クローザーに一番向かないタイプになる
のでしょうが、彼はTOR時代に1年だけ、クローザー
経験があります。そして、これは現在のマリナーズの
投手陣で唯一のものだし、現にTEX3戦目にクローザーで
登板し、今季1セーブ目を上げています。つまり、
他の中継陣と違って、まるでお試し登板からという
わけでなく、マリナーズで唯一他の投手も後ろを
任せられる実績のある人材なのです。これが大きい。

確かバティースタは移籍初年度の入団会見で、要請が
あれば、先発以外でも、どこでも投げると言っていた
記憶があります。監督がクローザー要請をすれば、
すぐにでも引き受けてくれると信じています。ただ、
本人から進んで提案することは、まずありえません。
ここは、監督が責任を持って仕事してほしいです。

提言2)先発5番手のチャンスをまずベクに!
早く肩を作れないので、リリーフが不向きという噂の
ベクをバティースタの抜けた先発枠に入れるべし。
そもそも、そんな肩ならメジャーを這い上がれないと
思うんですが、そのベクは06年に6回先発し、4勝1敗、
防御率3.67という実績あり。今季28歳ということも
あり、このまま不向きとされるブルペンで使うより、
最終メジャー試験だと思って、先発機会を与えたほうが、
よっぽど効果的です。駄目なら、他にも先発候補は
ローランドスミス、ディッキーと候補が数名います。
もし、4点台で廻ればそのまま。駄目なら解雇する
なりして、次のディッキーにチャンスを与える。
そうやって、使えそうな先発を探しながら廻す方が、
現状クローザーを探すより確率が高いといえます。
そして後に、この新先発投手のその実績を背景にした
トレードも可能になります。先発枠で困っている
チームは沢山ありますからね。

提言3)プッツが戻ったら、バティースタをセットアップに!
そもそも、今季はセットアッパー不在で、不安だった
ブルペンだったわけですから、ここに昨季16勝の
バティースタが加われば、同地区の宿敵エンジェルスの
シールズ→K-Rodのコンビと同等の強力布陣になります。
バティースタ→プッツの組み合わせは、タイプが全然
違うので、緩急効果が見込めるだけでなく、彼は長い
イニングもいけるので、9回同点といったケースでは、
敵方とのブルペン消費戦にも有利になります。何より
他チームからはダブルストッパーとして脅威に映ります。

提言4)モローは今季一年、下で先発として育成!
春季トレでは、セットアッパーとして期待されていた
モローですが、制球に難があり、今2Aで育成中です。
しかし、長期的に見て彼は、先発として育成した方が
チーム強化に繋がるのは明白です。07年のドラフト1位の
彼が急遽ブルペン入りしたのは、昨季の台所事情からな
わけですが、もともと下で先発育成されていれば、今季
は頭から先発ローテの一角に入れていた逸材です。


上記はもちろん、追加トレードで外部からの
リソースを受けない場合の内部ソリューションです。
これは、主にマクラーレン監督の判断です。

もし、どうしてもバティースタのクローザー転向に
難色があるのなら、即効でトレードして、ブルペンを
強化するべきです。これはバベジGMの仕事です。

案としては、コロラドの元マリナー、フエンテスが
クローザーを追われて、放出可能かと思われます。
彼らは、2Bを日替わりにしていて、今のところ結果が
出ていません。松井稼を引き止められなかったのは、
痛いですね。ロペスを出して、フエンテスが取れれば
言うことはありませんが、その場合は、マリナーズの
2Bをブルームクイストで我慢しないといけません。
プッツが早期に戻れば、フエンテス→プッツという
左右の終盤が看板に。プッツの長期離脱でも
フエンテスなら実績十分で、頼りになります。

ロペスを放出した場合は、内野ユーティリティーが
カイロだけになり、無駄枠がなくなるため、現状の
投手11人制から、自然に12人体制に戻れます。
他に放出できる選手の頭数はありますが、交換価値が
ありそうな選手は、あまり見当たりません。

この投手問題と別に、あえてラインナップの問題も指摘
したいところですが、長くなりますので、これは次回に。

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