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運動会での出来事

私の息子は小学生である。

実は、定期的に催される父兄イベントには、
参加率の低い駄目な父親となってしまっている。

母親が穴埋めをしてくれてはいるが、彼女も働いており、
重心がなかなか学校側に傾かない。

昨秋、小学校の運動会を人並みに応援した後、
後片付けのお手伝いをさせてもらうことになった。
来賓者用のテントを畳んだり、入退場門を皆で運んだりしたが、
男手が何故か少なく、普段、迷惑をかけているお詫びとまでは
いかないが、結構活躍できたと思う。

ある程度、片付けが一段落したところで、
息子の担任の先生を見かけ、話しかけた。

彼は50代?の低学年では珍しい男の先生だ。
当然、お会いするのも話をするのも初めてである。

日頃のお礼を言い、立ち話の流れでつい、
学校での息子の様子を聞いてしまった。

先生曰く、我が息子は、
1)口より手が早く、
2)作画や作文が苦手で書こうとしない、
3)相手が謝っても許そうとしない、
その他、次から次に、出るわ出るわ。。。

ショックを受け、その場で呆然としてしまった。
褒め言葉は一切無い。

実は、「優しい息子さんで、友達も多くて、図画は
苦手みたいですけど、算数は得意で。。。」

こういう言葉がでるものだと勝手に期待していた。当然であろう。
一通り先生の話を聞きながら、平謝りにに謝った後、
僅かに残った最後の力を振り絞って、

「息子は、息子は大丈夫でしょうか?」などと聞いてしまった。

当然、「大丈夫ですよ。心配しないでくださいね。」
という言葉が返ってくるものだと信じていた。
その言葉を頼りに生きていこうと思った。

ところが。。。


「まあ、難しいでしょうねえ。。。」

唖然。。。

こういうと、先生は「それじゃあ」と言って、行かれてしまった。

この最後のパンチは、もう立ち直れないほど強力だった。

だけど、これで確信した。逆に、吹っ切れました。

この一連のやり取りを総合するに、
先生、多分あなたの方に問題があります。

図画や作文が苦手なのは私も知っている。
学校で、喧嘩をしたのも本当だろう。

だけど、子どもは、喧嘩をしないといけない。喧嘩をして学んでいるのだ。
何より、あなたが息子に抱いているであろう感情は、間違っている。

うちの息子ほど、友達の多い子はいないよ。

息子には、今日のことは言わずに、ただ運動会でよくがんばったことを
褒め、かけっこの途中で、靴が脱げてビリになったことについて、
準備不足を咎めるに至った。

2007年秋、開き直る父であった。

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